ECC日本語学院の日本語教師養成講座6ヶ月コースを選んだ理由を教えてください
ECC日本前職を辞めて早く日本語教師として再就職することが目標でした。「6ヶ月間で修了」というゴールが見えていたので、集中できると思いました。また、同じビルにあるECC日本語学院の学生や先生方の雰囲気を感じられること、クラス単位の講座ということで、クラスメイトと夢を語り合って刺激を受けたり、就職の際の情報交換もできるのではないかとの期待もあり、ECCの養成講座を選びました。
ECCの検定対策講座はどうでしたか
講座では記述の添削を何度も受けられたことが大きなポイントでした。時間を計って書く、ということは一人ではなかなかできません。また、問題をどう捉えて何を書くか、その問題で何が求められているのかなど先生の解説を聞くことは、その記述問題のヒントになるだけでなく、繰り返すうちにどの記述問題にも応用できる考え方を身につけることにつながりました。
実際に教える際に、養成講座で勉強したどんなことが役に立ちましたか
学習者の視点に立った授業をしてくださったので、学習者のつまずきに目を配ることを意識できるようになったと思います。
例えば文法や音声学の授業の中で学習者にとって理解しにくい点やよくある間違いを挙げてくださったり、授業の進め方について学習者からどのような要望や不満があったか実体験を話してくださったり。そのような場合にどう対応されたかを伺ううちに、考え方のヒントをいただけたと思います。私には教師の経験がありませんでした。養成講座には「何をどう教えるか」を学ぶつもりで通い始めましたが、「その学習者がどのような思い(目標や立場)でそこにいるか」を考えることの大切さを知りました。まだまだ足りない点ばかりですが、常に心掛けるようにしています。